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2008年02月19日

奥多摩 雪の雲取山のご来光

奥多摩小屋のテント場で4:30に起床。


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まだ真っ暗な空には星が輝いている。晴天だ。

昨夜のチゲ鍋にラーメンとしゃぶしゃぶもちを放り込んで朝食。
身支度を整え、準備運動をしてヘッドライトをたよりに歩き出す。

アイゼンが締まった雪に心地よい。

小雲取山の登りで空が赤みを帯びてきた。


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尾根を雲取山の頂上目指してすすむ。
やがて雲取山の避難小屋が見えてきた。


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静まり返る夜明け前の富士山。


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東の空が明るくなってきた。


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東京都の最高峰、雲取山での夜明けである。


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しばし、富士山や、南アルプスの眺めに魅入ってしまう。


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穏やかな一日の始まり。


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ずーっとこうしていたかったが、そうもいかず、
頂上を後にする。
空が青い。


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すっかり気分よく、尾根を奥多摩小屋のテントへと戻る。


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途中の急斜面でトレースをはずしたら、
ズボッと腰までもぐってしまった。


手早くテントを撤収し、8:30七つ石山方面へ歩き出した。
これから石尾根を奥多摩駅まで歩いて下山するのだ。
コースタイムで6時間ほど。
今回は下山後の秘かなオタノシミがあり、14時くらいには楽勝で
ありつけると自信満々で七つ石山の登りをガシガシと稼ぐ。

アイゼンを穿いているとなぜか速いのだ。


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七つ石山を通過し、鷹ノ巣の避難小屋へのトレースを急ぐ。


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鷹ノ巣の避難小屋は立派な建物。
ここでしばし補給の休息。


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最後のきんかんが爽やかだった。


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ここで時間短縮のため、巻き道を通ろうとしたが、
トレースがほとんどなく、
ひざ上までの雪道は却って時間をくうと思い、鷹ノ巣山へ直登。


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頂上からの眺めは素晴らしく、目の前に富士山。


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振り返れば南アルプスが白く輝いている。


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しかし、喜んでいられたのはここまでであった。。。


鷹ノ巣山の下りからはトレースがよくふまれておらず、
アイゼン団子ができて下りにくい。

水平道が合流した後も、六つ石山までのトレースで
かなり足をとられ、目に見えてスピードが落ちてきた。

挽回すべく、下りは腰まではまりながら
いくどもショートカットを試みる。

六つ石山への登りで、直登以外に、左手に
ショートカットしたと思われる
トレースになっていないトレースが出現。

ここでこの踏み後に入ったのが過ちであった。
北側の斜面だけに雪が吹き溜まり、
また陽があたらないのでずぼずぼと沈んでいく。

ひざ上以上に足を上げ、ストックを引き抜くのも一苦労。
予想外の時間をくってしまった。

途中で数名登ってくる方とすれ違ったが、みな一様に
かなりの雪に苦しめられて疲労している感じだ。

それでも15時までに奥多摩駅に下りつけば、
オタノシミが。。。と思い、
開けた斜面ではガンガン飛ばして下ったが、
三の木戸方面への道を分け、最後の尾根を下る段になって、
ついにトレースを見失ってしまった。

そこで1組のパーティ、私を含めた2人の単独行が逡巡。
尾根の右手に雪の踏み跡はあるのだが、
地形図をみるとどうも方角が違うし、少し下ってみたら
どうみても本ルートではない急斜面。。。

パーティはそのルートを選択。
もうひとりの単独行はもと来た道を引き返し、
残った私は・・・

しばし地形図とにらめっこした結果、
ひとりが下ったと思われる踏み跡をたどり
地形図と自分の勘を信じて奥多摩駅方面の尾根へ下っていった。

するとしばらくしてもっと左手下方にトレースを発見。
合流してからほどなく、夏道と思しきルートにあたり、
そこで地形図と現在位置がはっきりと合致した。

ほっとするといままで忘れていた疲労がどっとでてきた。
雪の深さと迷いで、オタノシミはあっさり吹っ飛んでしまった。。。

まあ、無事に下山できたからよしとしよう。
(それにしてもみなさん大丈夫だったのだろうか・・・)

実は鷹ノ巣山頂以降、一枚も写真がない。
難渋していたことをいまあらためて思い出した。

うーん、雪の奥多摩をナメたらいかん。
奥多摩のよさと、山としての奥深さをあらためて思い知った。


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駅前のミニスーパーで買ったビールで
ひとり反省会するのであった(笑)


冬 雪の奥多摩 雲取山 山行 完

<初日の登りと山の宴記事>
 冬 雪の奥多摩 雲取山
 奥多摩 雪の雲取山 山のチゲ鍋と前菜2品


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posted by げんさん at 07:59 | 東京 ☀ | Comment(10) | TrackBack(0) | 奥多摩の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お〜!完結編だぁ!(^^)
やっぱり雪が降ると、奥多摩でもずいぶんと雰囲気が違いますね。
私も一番最初に登った川苔山で、残雪にびびったのを思い出しました。

ところで、吹っ飛んでしまったというお楽しみ…気になります〜!!(^_^;)
Posted by akemi at 2008年02月19日 09:12
はぁ〜〜☆
ハイテンションぶりが非常に伝わってきますね。
なんだか、山にいる間はずっと笑ってそうですね。
(コワイですが・・・)

私も一度、富士山を見てみたいです。綺麗ですね。
Posted by うすやき煎餅 at 2008年02月19日 12:47
プレモルで始まりプレモルで終わるところが心憎いですね。快晴で富士山が眺め良かったですね。
本当にげんさんのブログ(山行記)は楽しいです。
PS:実は酒と行きつけのお店の話にも興味があります。(笑)
Posted by ケン太 at 2008年02月19日 22:44
>akemiさん
コメントありがとうございます!

奥多摩も雪をまとうとこんなにー、と
今回は思い知りました。

オタノシミ・・、はリベンジを・・・笑
Posted by げんさん at 2008年02月20日 05:18
>うすやき煎餅さん
コメントありがとうございます!

ハイテンション・・・最後にトレースを
見失って一挙に下がりましたが(笑)

奥多摩から見る富士山が、こんなに大きく
美しく見えるのがとってもよかったです。

冬だからですかねー。
Posted by げんさん at 2008年02月20日 05:19
ご来光を見に山頂に行く!さすがだなぁ〜(*^_^*)
そういえば、雲取山での朝日は見たことありませんでした・・・

石尾根・・・・登山道をはずしちゃったのはあの辺りかな?それともあの辺りかな?
と、想像が膨らみました。

げんさん、もしや職業「料理人」なんじゃないですか?!
Posted by heppoco at 2008年02月20日 20:55
>ケン太さん
コメントありがとうございます!

あれ。。。今朝コメントお返事していたんですが・・
最近シーサーブログ、更新もおかしいんですよね・・
すいません。

お楽しみいただいてありがとうございます。
光栄ですっ!

酒といきつけ・・・
これは本領なのでいっそう精進しますっ!・・笑

Posted by げんさん at 2008年02月21日 00:40
>heppocoさん
コメントありがとうございます!

いやぁ、面目ないっす。。
あんなところでルートはずしてしまうとは・・。

 >もしや職業「料理人」なんじゃないですか?!

いやいや、とんでもないっす、
残念ながら(笑)

しがない会社員です(爆)
Posted by げんさん at 2008年02月21日 00:48
はじめてまして。
ネットで遊んでたらここにたどり着きました。

たぶんですが、奥多摩小屋のテント場でご近所だったのかと思います。
4張りのうちの、一番手前(水場入口の前)に張ってました。
自分は、赤ワインにモツ煮込みで雪見酒楽しんでました。

あ、勘違いでしたらスミマセン。
Posted by あんび at 2008年02月22日 22:37
>あんびさん
はじめまして。
コメントありがとうございます!

写真拝見しました。
一番最初に奥多摩小屋で張られていた方ですね。

私は少し小屋よりのベンチの横に張っていました。

赤ワインにモツ煮込み・・・いいですねー!
あの日は富士山もよく見えて最高でしたね。

Posted by げんさん at 2008年02月24日 00:19
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