あの素晴らしいお湯をもう一度、とアサイチで露天湯にきてみたら、貸切状態。

鬼面山の向こうから朝日が昇り、湯煙を茜色に染める。
そんな素敵な朝を迎え、気力も充実して、再び山へと向かうのであった。
温泉に浸かった後、朝飯もしっかりいただき、宿を後にする。
道路を少し歩き、野路温泉の横から、山道へ。

澄んだ空気の中、鬼面山への途中で、雲海まで見えた。

昨日の疲労も、温泉ですっかり回復していて、いつもと変わらぬスピードで。

ほどなく鬼面山の山頂。

さんざん苦しめられた、箕輪山の下りを、今度は登り返すのだ。
やたら大きく見えるな。。。

熊よけのラジオを最大ボリュームでかけながら、鬼面山を下り、遮二無二、粘土と笹薮の箕輪山の斜面にとりつく。
昨日からだいぶ雪解け水もはけたようで、登りということもあり、ひとがんばりで、箕輪山山頂。

あとは、あしまかせに箕輪山を少し下り、

鉄山避難小屋の見えるところまで出た。

ほどなく、鉄山避難小屋。

ここで、大休止して山めしランチ。
1時間ほどもまったり、山めしと野点を愉しみ、ふたたび歩き出す。

右手に爆裂火口を見ながら、稜線を快調にとばし、

鉄山を下っていく。

馬の背の鞍部に降り、もう一度登り返す。、

そこから下ったところが、くろがね小屋方面への分岐。

このあたりから、安達太良山に登ってきた人たちが合流し、にぎやかな登山道になる。
ところどころでかわしながら、ほどなくくろがね小屋。

今回、定員いっぱいで予約ができなかったくろがね小屋を後にし、ここからは林道。

ひたすら歩くと、やがてカラマツ林になり、

奥岳登山口にゴール。

あとは、午後に一本しかない、直通バスで岳温泉まで下り、温泉とビール。
この後に向かった、とある宿は、名前からして全然期待していなかったのだが、思いのほか美味しい夕食と酒に万々歳。
そのとある宿の話は、明日の山めし礼讃で。