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2017年09月19日

大朝日岳へ!

今まで、尾瀬を除くと、福島以北の東北の山には行ったことがなかった。
関西出身なので、東北自体がすごく遠いイメージがあったのと、東京に来てからは南アルプスや八ケ岳が近く、車でサッと登りに行けるので、ついつい自分のスコープに入っていなかったのだが、ついに、東北の山へ乗り出す時が来た。

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その「東北の山」デビューに選んだのは、朝日連峰の主峰、大朝日岳だ。


仕事が終わってから、爆速ダッシュで帰宅し、30分でパッキングをして、東京駅へ。
そのまま山形新幹線の最終に飛び乗って、終着の山形駅へ。
駅ビル直結のホテルに転がり込んで、爆睡。

翌朝、駅前のコンビニで買い出しをすませ、いざ、駅のホームへ。

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始発の左沢線に乗り込み、これまた終点の左沢まで、ゴトンゴトンとローカル線に揺られていく。

左沢駅前のロータリーに、お願いしてあったタクシーが待っていてくれた。

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そこからタクシーに乗って、さらに1時間。
山間の集落を抜け、古寺鉱泉の登山口に到着。

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平日なのに、車は20台近く停まっていた。

準備運動とヒンズースクワットをして、9:10 いざ、出発。

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渓流沿いの道を行くと、数分で、古寺鉱泉朝暘館。

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ここまでの桟道も、何枚か板を踏み抜いた跡があり、ちょっとビビる。

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鉱泉の左側の山道を辿ると、すぐに急こう配の登りがはじまった。

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あたりは自然の音だけ。
ここからの登山者はすでに早い時間に出発されているようで、山の深さを感じる。

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ひたすら樹林帯を登っていく。

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さすが東北、山の空気も冷たくて気持ちのいい道だ。

10:15 1時間ほどで、最初の水場、一服清水。
ここで水を汲んだが、とっても冷たくて美味しい水だ。

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そこで、サーっと雨が来て、レインウェアの上下を着る。

ほどなく、ハナヌキ峰分岐。

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こんどは、急に雨が上がり、日差しが降り注ぐ。
さっそく雨具を脱ぐが、それでも暑いくらい。

道はU字溝のような狭いトレイルとなり、

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ひと登りで、二つ目の水場、三沢清水。11:20
ここもこんこんと湧き出ていて、秋にも涸れる気配がない。

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やがて稜線に上がる気配がして、展望がぐっと広がってきた。

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古寺山 11:45 到着。

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目の前に、目指す大朝日岳の雄姿が見える。

左を見れば、これから向かう、小朝日岳。

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頂上を巻いていく巻き道もあるのだが、せっかくの天気だし、初の東北の山に敬意を表し、ここは直登。

とはいいながら、なかなかの傾斜な小朝日。

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一気に登りつめると、12:30 平らな山頂に出た。

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ちょっと雲は多めだが、360度の展望を独り占め。
大朝日岳の右肩に、今宵の宿、大朝日避難小屋も米粒ほどの大きさで、ちょこんと建っているのが見える。

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ここから小朝日の下りで、地図上では危険マークのついている道。
確かに急な道だが、特に切れ落ちているところもなく、普通の山道だった。

そこからまた、登り返す。
振返れば、そそり立つ小朝日。

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表からの眺めとは違って、かなり急峻な山に見える。

ここを登りきると、大朝日岳までの稜線漫歩の道なのだが・・・

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さっきから気になっていた雲が、大朝日岳の山頂付近を覆い隠し、どんどん高度を下げて、このあたりの稜線まで北からの強風と雨の洗練を受ける。

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銀玉水まできたときに、ついに風雨に抗いきれず、再び雨具上下を着用。
カメラもザックにしまうほどの雨になり、今晩と明日の朝の水、3リットルを銀玉水で汲んで、ズッシリと重くなったザックを担ぎ、強風の中を登りだす。

石段の道を登りきり、ガスの中を遮二無二進む。
するとあっけなく、目の前に二階建ての立派な避難小屋が現れ、文字通り、逃げ込むようにして中へ。

14:10 大朝日避難小屋到着。

先客は5人。
塗れた雨具を物干しロープにかけさせていただき、2階へ。

隅にマットを敷いて、一息。

大朝日の避難小屋は、ザックを置く棚もあり、コンロを使うときには、棚にある多数のステンレス板を使わせていただけるし、寝る場所はテープで区画がマーキングされていたり・・・と、至れり尽くせり。

この風雨を衝いて登ってくる人が、あと8組ほどあり、最終的には20人弱が本日の同宿。

荷物を片付けたら、漬込んできた塩豚で鍋。
あたりに漂うスープの香りに、視線が集中(笑)

塩豚の鍋は、明日の山めし礼讃で。

何人にも、うまそうですねーと声をかけられつつ、担いできた冷え冷えのプレモルでひとり乾杯。

いやー、五臓六腑に染みわたるうまさであった。

風雨はさらに強くなって、夕景も期待できないかと思ったら、日没直線にガスが上がり始め、小屋の外へカメラを持って飛び出す。

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ガスの切れた向こうには、大朝日岳の山頂。

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その向こうに広がる、茜色の雲に、明日の天気を祈る。

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5℃まで下がってきた山の冷気にブルブル震えながら、小屋に戻り寝袋に潜り込むのであった。

(つづく)
posted by げんさん at 04:32 | 東京 ☀ | Comment(0) | 東北の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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