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2016年10月20日

徳本峠へ

徳本峠。

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徳本峠のテント場で、うまい水割りを飲みたくて、島々宿から、クラシックルートを辿り、徳本峠へ登ってきた。

天気予報が久しぶりにいい10月の週末。
金曜の夜に東京を車で飛び出し、諏訪湖SAで仮眠。

4時に起きて再び中央道を疾走し、島々宿へ。
川沿いのゲートから林道に入り、島々谷の駐車場へ車を停め、装備を整える。

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谷の中も明るくなってきたので、6:00に出発。

しばらくは、川沿いを二俣までひたすら林道を歩く。

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林道歩きにも飽きてきた頃、7:15 二俣到着。

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ここでしばし休んで水を飲み、島々谷の右岸の山道へと入っていく。

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山歩きというより、古の峠道を歩くような懐かしさ。

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最初の行橋で右岸に渡り、

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しばらくすると、谷の中にも日が差し込んで、パッとあたりが明るくなった。

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戻り橋で、再び右岸に。

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ほどなく、二俣と岩魚留小屋の中間点のベンチに。

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ここで会った方は、島々から徳本峠へのこの道は初めてだそうで、この週末の天気予報を見てたら、どうしてもいかなくてはいけないような気がして・・・と

同感同感(笑)

ここからも、島々谷にからんで、峠道は続き、

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美しい渓谷を満喫しながら歩く。

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流れのすぐそばをへつるように道が続き、まるで沢登にきているような錯覚を覚えるのだ。

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幾度か流れを渡り返し、

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次第に渓は明るい渓相を呈してくる。

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9:00 岩魚留小屋。

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前回歩いたときも、この小屋の前にある1本の樹だけが紅く染まっていたのを思い出した。

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10分ほど小屋の前で休み、再び、流れの横を遡行していく。

危うげな丸木橋も通過し、

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10:20 最後の橋が現れた。

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ここから、右に直角に山道が折れて、徳本峠への急登が始まる。

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20分ほど登ったところで、ちから水に到着。

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秋なお、こんこんと湧き出る冷たい山水をプラティいっぱいに。

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2リットルほど汲んで、ズシっと重くなったザックを背負う。
しかし、これが夜の美味しい水割りになると思えば、軽いもんだ(笑)

さらに九十九折に続く登りに耐えながら、高度を上げていく。
何人かをこの登りで抜きつつ、テント装備と酒と食料と水の重さがこたえてきた頃、道の先に青空が見えた。

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11:30 徳本峠 到着。

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明神岳の凛々しい姿よ。
お久しぶり。

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小屋で受付を済ませ、絶景を見れる一等地にテントを張る。

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テントを張ったら、冷やしてきたプレモルと、読書の時間。

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今回持ってきたのは、隆 慶一郎の 死ぬことと見つけたり
葉隠れ武士の生き様を描いた時代小説なのだが、これがなんとも面白い。
(実は、時代小説が好きで、自宅の風呂で読むのは時代物ばかり。外で読むのは珍しいのだが)

葉隠れ武士の生き様を描いたものだが、その潔さ、かっこよさ。
目的は違うのだけれど、紅の豚と通じる、生き方の美学に魅かれるのだ。

さて、ひとしきり読書を愉しみ、お腹もすいてきたので、山めしの宴を。

本日の一品はこちら。

 牛づくしのフォー

これが、ちから水で割ったローヤルの水割りになんともあうのだ。

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やがて陽が傾き、夕刻のドラマが始まる。

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雲の向こうは、西穂高の稜線だろうか。

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この絶景を眺めながら、一杯。また一杯。

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甘く、なめらかな口当たりの水割りに酔ったのか、はたまた、この絶景が心を酔わせたのか。
夕暮れのアルプスのひんやりとした空気と幸福感に包まれながら、シュラフにもぐりこみ夜を迎えるのであった。





posted by げんさん at 04:48 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 北アルプス 夏山 秋山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
徳本峠いつかは歩いてみたい道。しかし最近はとても人気だと聞いてちょっと敬遠しています。でも夏のピークを過ぎた今頃は狙い目かもですね。もしや次の日上高地に下りられました?朝早くすれ違った方がなんとなく似ていたような。気のせいですね^ ^
Posted by Elizabeshka at 2016年10月21日 12:39
>Elizabeshkaさん
コメントありがとうございます!

はい。
10月16日(日)に上高地へ下山しました。
徳本峠を5時に出て、ちょいと寄り道はしましたが、上高地のバスターミナルに6時40分頃到着したと思います。
(その後はとある件で、そのあたりを右往左往していました・・汗)

前日、島々から徳本峠の区間で会ったのは、5組くらいでしたか。
全員単独でした。
クラシックルート、まだまだ人は少なくて、静かな北アルプスを楽しめます。

Posted by げんさん at 2016年10月22日 00:24
やはりそうでしたか!小梨平を過ぎたあたりですれ違っています。挨拶したあとで、ん?待てよあの青いウェアで軽快な足運びはもしやと思い振り返りましたが違っていたら恥ずかしいと声かけられませんでした(-。-;またどこかでお見かけするかもですね。その時は声かけさせていただきますね。
Posted by Elizabeshka at 2016年10月22日 08:00
>Elizabeshkaさん
コメントありがとうございます!

そーなんですか!
確かに、峠の朝が寒かったので、上は青のジャケットを着ておりました。
とあるミッションのため、スピードをあげて上高地バスターミナルに向かっていたので、失礼があったらすいません。

ぜひまた見かけたらお声掛けください〜
Posted by げんさん at 2016年10月22日 08:50
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