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2016年10月05日

秋の涸沢へ(上高地〜徳沢)

久しぶりにあの紅葉が見たくなり、秋の涸沢へ。

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雨予報の土曜日に、上高地へと向かうのであった。

降りしきる雨の中、沢渡の駐車場は人もまばら。
観光客と登山者で、1/3くらいの乗車率のバスで上高地にはいる。

上高地のビジターセンター付近も、あいにくの天気で、閑散とした感じだ。

さて、小雨の中、装備を整え、傘を差して歩きはじめる。

40分ほどで明神。

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今日は徳沢のテント場も空いているだろうし、ここで寄り道。
明神の橋を渡り、

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久々の嘉門次小屋へ。

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炉端で焼かれている岩魚。

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ここで岩魚のモーニングをいただき、雨もふっていることだし、ゆっくりとくつろがせてもらってから出発。
ゆったりとした気分で、ゆるゆると徳沢へ向かう。

しばらくすると、雨も小止みとなり、
どこからともなく、あのメロディーと歌詞が聞こえてきた。

 雨も上がったことだし お前の家でも
 ふっと 訪ねてみたくなった
 けれど お前の家は なんだか どこかが
 しばらく 見ないまに 変わったみたい

 ・・・

 ねえ 昔よく聴いた あいつの新しいレコードがと
 わざと 明るく きり出したとき お前の涙を見る
 ギターは やめたんだ 食っていけないもんなと
 それきり 火を見ている

アコースティックギターの軋む音、スライドする弦の響き、
美しいアルペジオの間奏がゆっくり頭の中に流れる。

 あんまり ゆっくりも してはいられないんだ
 今度 また 来るからと お前の目を見ずに言うと
 そうか いつでも きてくれよと
 そのとき お前は 昔の顔だった

再びあのアコースティックギターのフレーズが何度か繰り返し、繰り返し
現れたときのようにふいに聴こえなくなる。

この道を初めて歩いたのは、何十年前だったろうか。
槍ヶ岳への道だったか、奥穂への往路であったか、蝶ケ岳へ向かっていたのか。
行く先は忘れてしまったけれど、やはり雨上がりの山道で
この曲が頭の中で鳴っていたことだけを覚えている。

陽が射してきた。

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徳沢のテント場に着くころには、すっかり明るくなってきたではないか。

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徳澤園でテントの受付をすませ、広々とした草原にテントを張る。

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思わぬ晴天にテンションもあがり、しばしテントで読書など。

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このあとは、秋の徳沢で飲みたかったワインを片手に山めし三昧。
(その一品は本日の山めし礼讃で)

あたりが暗くなるころには、すっかりワインでいい気分になり、
静かな徳沢の夜を迎える。

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さて、明日の涸沢の紅葉詣でに備えて、ぐっすりと寝ますか。

(つづく)


posted by げんさん at 04:36 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 北アルプス 夏山 秋山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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