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2016年03月31日

雪の八ヶ岳 権現岳

雪の八ヶ岳 権現岳。

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3月の3連休、初日に美濃戸口のJ&Nさんに泊まり、翌朝、向かったのは雪の権現岳だ。

夜明け前に到着した、天女山入口。

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雪山装備を整え、ストレッチをして、5:45 ゲートイン。

すっかり雪も消えた道を、天女山へ。

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天女山到着寸前に、東の山から日が昇った。

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天女山の駐車場をぬけ、天の河原へ。

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いきなり広がる絶景。

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甲斐駒に、

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北岳。

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この素晴らしい朝の景色を眺めながら、コーヒーを淹れて、山めしモーニングなどをゆっくりと堪能。

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その後、三ツ頭方面に歩き出すが、ほとんど雪はなく、
三ツ頭への山道の傾斜が出てくる頃、ようやく森の中は雪山らしくなってきた。

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どんどん急になってくる斜面を汗をかきながら登り、

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これくらいの斜度になってきたところで、融けた雪もアイスバーン化したりしていたのでアイゼン装着。

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ガシガシと急斜面の森を登りつめ、

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稜線へと出る。

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さらに急斜面を登りきると、森の向こうに青空だけが見えてきた。

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9:00 前三ツ頭到着。

天の河原では見えなかった、仙丈ケ岳の優美なお姿。

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遥か彼方には、真っ白な雪をかぶった木曽駒ケ岳。

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さらに三ツ頭を目指して進む。

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稜線からふたたび樹林帯の雪道を登り、

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あと少しで三ツ頭。

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山頂からの八ヶ岳中心部の絶景。

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いつもなら、ここで満足して引き返すのだが、今回は初の権現岳へのチャレンジだ。

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ちょっと久しぶりの緊張感。

あの、雪と岩の稜線を行くのだ。

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いったん、鞍部に向けて下り、再び権現岳の稜線にとりつく。

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少し痩せた尾根のトラバースを難なくこなし、

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小海側に発達した雪庇に注意しながら登っていく。

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あと、もう少しで権現岳の山頂だ。

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この頃には、先行の何人かを追い越して、どうやら本日のトップにたってしまったらしい。

が、頂上直下の急斜面、樹林の切れるところで、トレースが完全に消えていた。

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この急斜面。
左側は、止まるものが何もなく、滑ったら一直線・・・

ルートが上から落ちてきた雪で埋まったのか、迂回して上部の岩場に取り付こうとするのだが、雪がボロボロで、ピッケルがまったく効かない。

あと一歩のところまで上部の迂回ルートを工作できたのだが、ほんの2メートルほど届かないのだ。

何度もトライするがそのたびに雪の斜面が崩れ、足場が固められずなかなか難儀する。
思い切って飛びつけば、岩場までは手がかかりそうなのだが、下りは確保するものがなく、とても安全に下れそうにない。

そこに到着した単独男性とともに、さまざまにルート工作を試みるも不調。

さらに3人組、単独2組も追いついてきたので、本来のルート(と思われるところ)を掘り起こすべく、現場にあったスコップでルート開拓。

このコースを往復しない何人かは、強引に乗り越えたり、ロープで確保してもらいながら登ったが、そのたびに掘った足場も崩れていく。
このルート往復の私には安全に独りで下れる自信がなく、結局この場所に到着してから50分ほど格闘した挙句、頂上直下で撤退を決意。

一緒にルート工作をしたみなさんに別れを告げ、ひとり来たルートを引き返す。

とほほ・・・

ま、こんだけがんばったから、かえって気はせいせいしたのだが。

三ツ頭方面にとってかえし、急斜面を気をつけて下降。

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三ツ頭まで戻り、権現岳と赤岳を振返る。

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うん、うん。
またチャレンジするさ。

絶好の雪山日和の中、さんさんと降り注ぐ太陽に向かって下山。

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前三ツ頭まで下ってきたら、お腹もすいたことだし、山めしランチにしますか。

雪でキンキンに冷やした、オールフリーで今日のがんばりに乾杯っ〜!!

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やみつき鶏とレモンのフォーの、山めしランチとオールフリーを堪能し、すっかり元気回復。

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装備をまとめ、前三ツ頭を後にする。

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明るい雪の森の中を鼻唄交じりに下りて、

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あとは足任せに天女山へ。

駐車場へ降りる手前、すっかり雪の消えた森の中の笹原を、一陣の風が吹き抜けた。

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それは、この前までの稜線を吹き渡る八ヶ岳の烈風ではなく、どこか春の暖かさを感じるふんわりとした風だった。

もう、山は春になるのだ。

権現岳。
初の雪の権現登頂はならなかったけれど、雪山を堪能した一日であった。

さて、あとはいつものあのお湯に行きますか。


posted by げんさん at 04:24 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 八ヶ岳 冬山 春山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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