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2016年03月10日

雪の八ヶ岳縦走(赤岳鉱泉〜硫黄岳〜天狗岳〜渋 辰野館)

赤岳鉱泉でテントを張って、寒い一夜を過ごしたら、いよいよ雪の八ヶ岳を縦走だ。

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夜明け前に出発し、ご来光を狙うつもりだったのだが・・・

冷え込んだテントは、内側からバリバリに凍り、腕時計のアラームは、3時半に鳴ったはずなのだが、日頃の疲れが溜まっていたのか、まったく気づかず、起きると外が明るい。。。_| ̄|○

サクッとパンを紅茶で流し込んで、テントを撤収。
6:30に赤岳鉱泉を出発だ。

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すっかり明るくなってきた樹林帯をガシガシ登り、

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樹木の間から垣間見える、阿弥陀岳の山頂部が朝日に染まるのを見ながら、森林限界を突破。

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いよいよ硫黄岳の稜線は近い。

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8:00 赤岩の頭に到着。

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ここからは風もきつくなるので、ハードシェルのベンチレーションも閉め、フードもかぶって臨戦態勢。

アイゼンが小気味いい音をたてるクラスとした斜面を、硫黄岳目指して登る。

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今シーズンはこの八ヶ岳の烈風に何度も吹き倒されたこともあって、
本日くらいの風なら、そよ風みたいなもんだ。
(実際は風速15メートルくらいか)

8:30 硫黄岳へ登頂。

目の前に広がる、阿弥陀岳と赤岳、横岳の主峰たち。

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凛々しい雪山の世界に、こころ洗われる。

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エビのしっぽが、登ってきた太陽にキラキラと輝き、いい雪山日和だ。

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しばし大展望を楽しみ、夏沢峠へと下っていく。

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暴風ではないとはいえ、飛ばされたら命はないので、慎重にアイゼンをきかせつつ、着実に下降していく。

9:10 夏沢峠到着。

テルモスのお湯を飲み、ビスケットを齧って補給し、すぐに出発。

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ここからは雪の樹林帯のダラダラした登り。
登りきったところで、目指す東天狗岳が綺麗に見えた。

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ほどなく、箕冠山の分岐に到着。
ちょうど10:00だったので、ここからの強風帯に備え、レーズンバターサンドでしっかり腹ごしらえ。

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再びハードシェルのジッパーをあげ、ピッケルを握りなおして、根石岳手前の鞍部に突入だ。

ここはご他聞にもれず、風の収斂する吹きさらしで、今回も何度かよろめきながら、根石岳にとりつく。

根石岳山頂 10:35 到着。

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写真を一枚撮ったら、即、東天狗へ目指して出発だ。

この下りも風がきついので、飛ばされないようにしっかり確保しつつ、
強風帯を突破し、東天狗岳の稜線にとりつく。

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日が高くなってきて、東天狗と、向こうに見える西天狗岳の白さが眩しい。

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やせ尾根の頂上直下、最後の登りだ。

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11:10 東天狗岳山頂。

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西天狗岳が美しい。

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あの稜線を登ってきたのだが、こうして見ると、けっこう急な感じ。

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久々に天気のいい天狗岳の山頂で、10分ほど景色を満喫。

少し雲がでてきた天狗岳を後に、

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中山峠方面へと下っていく。

岩稜帯を越え、

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登ってくる登山者をかわしながら、静かな中山峠に到着。

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いつもなら、ここを右に下って、稲子湯に下山することが多いのだが、本日は左へ。

ほどなく黒百合ヒュッテだ。

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12:00 黒百合ヒュッテの前で大休止。
残りのパンを食べ、12:20に出発。

あとは静かな樹林帯をひたすら下る。

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渋の湯経由で下るかどうかを迷ったのだが、渋の湯の分岐で、八方台へのトレースもついていたので、そのままパノラマコースを下山。

ところが、唐沢鉱泉への分岐あたりで、雪がなくなりはじめ、

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その先は人が通っているのか、ちょっと怪しくなってきた。

八方台の手前から、渋 辰野館への山道を下ったのだが、宿の人がおっしゃっていたように、ほんの獣道的なところで、下り始めはトレースもなく、地図とときおり現れる樹についた赤テープを頼りに道を探りつつ降りていく。

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途中、何度かロストしてヒヤッとしたが、なんとか山道をみつけ、
14:30 奥蓼科温泉 渋 辰野館に到着。

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いや、最後は久々に汗かいた(冷汗)

ともあれ、素晴らしい天気の中、赤岳鉱泉からテントを担いでの雪山縦走に、
充実感のある山行であった。
雪の八ヶ岳に、感謝。


 この後の、渋 辰野館での山菜たっぷり、酒のすすむ夕食は、こちらで。
   渋 辰野館

posted by げんさん at 04:31 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 山のよもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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