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2007年05月10日

春山 雪の南アルプス 仙丈ケ岳へ!

GW後半。
2日の夜にそそくさと装備を整え、中央高速へ。


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昨年来、目指していた雪の南アルプス、
仙丈ケ岳への遠征である。


GW後半戦の前夜から、中央道は早くも渋滞。
4時間かかってようやく諏訪の手前、
中央道原PAに2時に到着し、仮眠。

眠い目をこすり、4時起床。
諏訪から国道152号線で杖立峠を越えていくつもりであったが、
時間を優先し、中央道で伊那ICまで走り、
高遠へと走る。

途中、高遠大橋から見えた中央アルプス。


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快晴である。


ICから30分ほどで南アルプス林道のバス乗り場、
仙流荘の無料駐車場到着。
装備を点検して、6:05の始発バスに乗り込む。

マイクロバス1台では乗り切らず、2台目の増発に乗車。

このGW期間中は、北沢峠までは道が開通しておらず、
北沢峠の6km手前、歌宿までの運行だ。

途中、バスの窓から目指す仙丈ケ岳がドーンと見えた。
あそこに登るのだ!


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40分ほどで歌宿到着。
鋸岳方面がきれいに見える。


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ここで準備運動をして、アスファルトの道を
北沢峠へ向かって歩き出す。
ザックには3日分の食料、酒、などがぎっしり詰り、
アイゼン・ピッケル、テントとシュラフでパンパン。


1時間少々で北沢峠到着。
峠はまだバス開通前でいたって静かだ。


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北沢駒仙小屋前(旧北沢長兵衛小屋)にテントを設営し、
そそくさと仙丈ケ岳アタックの仕度。

9時10分、仙丈ケ岳を目指してベースキャンプを出発した。
テント場から林道へ出たところのショートカット道から
仙丈ケ岳の尾根にとりつく。


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樹林の中は結構雪があり、のっけから
ズボズボと足がはまって歩きにくい。

足場を踏み抜いて、あわててピッケルで支えようとするが
ピッケルも根元まで潜ってしまい、いっこうに進まない。


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1時間ほどトラバース道を歩き、北沢峠からの道と合流。
ここでアイゼンを装着し、尾根をぐんぐんと登っていく。

雪が締まってアイゼンがよく効く。

おお、栗沢山だ。


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さらに高度を稼ぐと、前方に森林限界の上部が見えてきた。
俄然ファイトが湧いてくる。


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大滝頭(5合目)を11:00に通過。


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ついに森林限界を超え、見上げると
天に向かってどこまでも続く雪の尾根。


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横を見れば北岳だ!


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一歩一歩、天国へ続くような雪の道を踏みしめ、
その先が見えなくなったとき、


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小仙丈ケ岳への到着である。


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そしてついに見えた、雪化粧した仙丈ケ岳のカール。
美しい。
さすがは南アルプスの女王といわれる山である。


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小仙丈ケ岳で一息いれ、
仙丈ケ岳への雪道の稜線を慎重に歩き出す。

途中、ナイフリッジ状の尾根や、斜面のトラバースもあり、
そんなに難しいところではないが気が抜けない。


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仙丈ケ岳カールの最後の大きな登りをあがりきると、
その向こうに仙丈ケ岳の頂上が見えた。

頂上直前の2つの小さなピークの両側が切れていて、
一番緊張する場面。



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そこを乗り越えると頂上は目の前だ。


ついに、仙丈ケ岳3033mの頂上!
雪山を始めてから、初めての3000m超えである。


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ひとりで奥多摩の雪山、北八ヶ岳、天狗岳、硫黄岳
南ア鳳凰三山、北アルプス徳本峠、燕岳、蝶ガ岳、とこの数年間
雪の山を徐々にステップアップし、ここまでこれた。

感慨もひとしおである。


南を見れば、南アルプス南部の山々。


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頂上でしばし独りで感慨にふけり、
おもむろに下山の途につく。

登りには少し緊張したナイフリッジも、
いまとなってはどうということもない。


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雪の3000mを乗り越えた自信がなせる業なのだろうか。
足取りもしっかりと落ち着いて下っていく。

小仙丈ケ岳まで戻り、最後に仙丈ケ岳カールを振り返る。




青空が消え、曇天がせまり、雪もちらついてきたが、
心は晴れやかだった。


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さて、ベースキャンプへ戻り、3000m超えの祝杯だ。
もちろんプレミアムモルツ持参である(笑)


(春の仙丈ケ岳登頂 ひとり祝宴 につづく・・・)


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posted by げんさん at 08:15 | 東京 🌁 | Comment(8) | TrackBack(0) | 南アルプス 冬山 春山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お天気が良くてよかったですね。
いい写真がいっぱい撮れてます。すばらしい。
何度見ても良いですね。
甲斐駒には、登らなかったのですか?
Posted by みこたん at 2007年05月10日 13:39
燕岳に続いて仙丈ですか。
GW満喫ではありませんか!
画像から人の気配があまり感じられませんが、空いていましたか?

この後の宴会も楽しみ〜(^^♪
Posted by 食う寝るさんだ-す at 2007年05月10日 18:56
GWは絶好調ですねー(^^)
この景色、去年の秋に秋色で見ました。雪の景色はまた一段と美しいですねー
Posted by まゆ太 at 2007年05月11日 01:16
>みこたんさん
コメントありがとうございます!

仙丈ケ岳の山頂あたりから曇ってきてしまったのですが、登るまではスバラシイお天気でした。
ほんと感謝です。

甲斐駒ケ岳は・・・後日談です(笑)
Posted by げんさん at 2007年05月11日 04:22
>食う寝るさんだ-すさん
コメントありがとうございます!

山頂は独り占め、下山でも数えるほどの
人にしか会いませんでした。

宴会篇・・・後ほど。。。
Posted by げんさん at 2007年05月11日 04:24
>まゆ太さん
おはようございます!

 >GWは絶好調ですねー(^^)

ここまでは。。。(笑)

でもまた挽回します(なんのこっちゃ・・笑)
Posted by げんさん at 2007年05月11日 04:24
始めまして。
ポチポチしてましたら、なんと同じバスに乗っていたみたいですね。子連れで乗っていた小春号と申します。

げんさんのブログ、時々見ていましたから塩豚の味、ご馳走になりたかったなぁ〜(笑)

私は次の日、夕方からチラついて微かに残ったげんさんの踏み跡で一番に登れたのですね。感謝! 

3日分の食料を担いだのに、次の日は甲斐駒へ行かず槍へ行ったのかな?

これからもよろしくね。
Posted by 小春号 at 2007年05月15日 14:23
>小春号さん
初コメントありがとうございます!

5・3の一番バスだったんですね。
すごいニアミスでしたねー。

次の日は、甲斐駒を目指しましたが・・・
詳細は後日。。。

こちらこそよろしくお願いします!
Posted by げんさん at 2007年05月16日 01:18
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