
どっぷり温泉に浸かった後は、お待ちかねの稲子湯の夕食だ。
稲子湯の夕食は18時頃から。
テーブルの上には、いつものようにどっさりご馳走が。
海老と野菜の天ぷら。

のっけからビールがすすむ・・・

大好きな、野菜たっぷりの南蛮。
疲れたカラダに酢の味がしみる。

ごまあえ。

ホイル焼きは、鳥肉をデミグラスソースで味付けしたもの。
これがまたいい。

こちらは、一見揚げ出し豆腐のようだが、
食してみると、すんごくさっぱりしている。
どうも、カリフラワーで作った揚げ出しらしい。(聞き忘れてしまったw)

一人鍋。

きのこたっぷり、肉ときのこのだしがでて、なんともいえない味わいだ。

鯉の洗い。

ああ、もう熱燗いくっきゃないでしょう。。。

とろろ蕎麦。

もう、この時点で超満腹。
シメの味噌汁とごはんは、ギブアップしてしまったくらいだが
大満足の稲子湯の夕食だった。
さて、夕食前からずっと静かな稲子湯の部屋で読んでいたもの。
少し前にも話題になった、羽生善治さんの「決断力

もちろん、将棋の名人の書かれた本なので、将棋の話がベースになっているのだが
まったく将棋を指さない私でも、違和感なく読める。
「人間はミスをするものだ」
長い間将棋を指してきて、こう、つくづく思う。
とか、
感情のコントロールができることが、実力につながる
はたまた、
才能とは、継続できる情熱である
などなど、ふだんのビジネスシーンでもあるような経験を、
羽生さんの将棋の世界から、考え抜いた思考の一部を共有させてもらっている感じ
とでも言おうか、ハッとさせられることの多い良書であった。
自分ももっと深く考えて、深く考えて
生きていかねば・・・と、読後に静謐の湯に浸かり、
しみじみと思うのであった。。。
【羽生善治著:決断力】
決断力