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2007年01月10日

冬の鳳凰三山へ!(ラッセル篇)

夜半に目を覚まして車の外を見ると、
星がでている。


houou20070107-004.JPG


やった!天気の回復かっ!


5時起床。
昨夜の粕汁にうどんを入れ、朝メシ。

身体が温まる。
テルモスにもたっぷりお湯をいれ、
さあ出発だ!


通行止めのゲートをぬけて歩き出す。
車道は凍っており歩きにくい。


houou20070107-001.JPG


東の空がほのかに明るい。

やがて夜叉神峠入口への旧道(山道)を見つけて
雪道に入る。
もちろんトレースは、ない。


houou20070107-002.JPG


冬のテント泊装備が肩にずっしりと重い。

途中道が不明瞭になり、ロストしてしまった。

いかん・・・

気を静めて自信のあるところまで自分の足あとを引き返す。
ザックをおろして道を探索。

木につけられた赤い印があらぬ方角へむかっているのだが
どうも伐採か何かの印らしい。

やはり自分の感覚が示していた方角があっていて
空身で探索した結果、赤い布を発見し、再スタート。

最後はこんなふうに、夜叉神峠登山口のバス停のところに
ひょっこりと飛び出す。
ここまで大汗をかいて2時間。


houou20070107-003.JPG


夜叉神峠登山口のバス停には誰もいない。
通行止め前に入ったのか、車が2台だけポツンと置いてある。
しーんと静かな冬山の世界だ。


houou20070107-004.JPG


峠へむけて登りだす。
ノートレースだが何度も登った道なので心配はない。

峠まで半分くらいのところまでくると
かなり雪が深くなってきて、
もうひざ下まで新雪に足がズブズブもぐり歩きにくい。


houou20070107-005.JPG


峠が近づくとひざ上までの雪。
かなりのラッセルである。


峠で一休み。


houou20070107-006.JPG


景色はほとんど見えず、
天候は悪化の兆し。
雪も降り始めた。


テルモスの熱いお湯を飲んで、
体にムチ打ち歩き始める。
ここからはさらに深い雪。


トレースのない登り。
雪はどんどん降り積もる。


houou20070107-007.JPG


ラッセルに汗だくになり、
10m登ってはストックをついて胸をのせ、
肩でハアハアと荒い息をする。


止まると体が冷え、手の感覚がない。
1時間半ほどラッセルを続けたが
いっこうに進まず、南御室小屋はおろか、
苺平にも到達は難しそうに思われた。

気圧計はどんどん下がり、
低気圧が近づいている様子。
視界はなく、風は強まるばかり。

このまま降り続いたら
西風の吹きつける稜線でビバークになるかもしれない。

決断の時が近づいていた。

心身を鍛え直すために
あえてこの山を選んで
通行止めも越えてきたのに。


どうする?


どうする・・・・?



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posted by げんさん at 07:41 | 東京 ☁ | Comment(6) | TrackBack(0) | 南アルプス 冬山 春山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうしたのぉーーーー!
Posted by サハラ at 2007年01月10日 11:53
は、話の切り方が絶妙過ぎです(苦笑)
Posted by やし岳 at 2007年01月10日 13:21
いや〜早く続きが読みたい!
Posted by sanae at 2007年01月10日 18:35
>サハラさん
こんばんは。
そ、っそれが・・・・笑
(あっけない結末を書くのが怖くなってきました。。。笑)
Posted by げんさん at 2007年01月11日 00:03
>やし岳さん
コメントありがとうございます!
お、思わせぶりですよね・・汗
Posted by げんさん at 2007年01月11日 00:04
>sanaeさん
こんばんは。

本人はいたって真剣だったのですが。。。笑
続きはまた。
Posted by げんさん at 2007年01月11日 00:05
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