TOP 八ヶ岳 冬山 春山 >冬の赤岳鉱泉〜硫黄岳〜天狗岳〜稲子湯縦走

2012年01月26日

冬の赤岳鉱泉〜硫黄岳〜天狗岳〜稲子湯縦走

さて、いよいよ冬の赤岳鉱泉〜硫黄岳〜天狗岳〜稲子湯の日。

20120108inakoyu-010.JPG

昨日の夕焼けから見て、晴天は約束されたようなもの。
眩しいばかりの雪山縦走になるはずだ。

しかし・・・

昨夜は赤岳鉱泉のテント場で、日頃の疲れがでて、爆睡。

雪道の長丁場に備え、4時に起きて行動開始する予定だったのだが、
携帯のバッテリーが消耗しないようにと、目覚ましをケチったため
珍しく、起きたら5時過ぎ ・・・_| ̄|○

超速で、昨夜の凍った鍋を溶かし、ラーメンを放り込んで腹ごしらえ。

これまた凍りついたテントを急いで撤収し、アイゼンを穿いて、
ピッケルを持ったら、出発だ。

6:20 赤岳鉱泉を後にする。

まだほの暗い森の中の雪道を、ずっしり重いテント装備を背負い
一歩一歩登っていく。

あたりがだんだん明るくなり、阿弥陀岳の頂上が
樹木のあいだにチラつくと、わかっちゃいるのだがあせる。

やっと赤岩沢の頭に近くなり、視界がひらけてきた。

20120108inakoyu-001.JPG

もう世はあけてしまっていたが、
まだ静かな赤岳と阿弥陀岳。

20120108inakoyu-002.JPG

雪道の向こうは、さえぎるもののない青空。

20120108inakoyu-003.JPG

稜線に出たところで、横岳から日がさしてきた。
美しい。

20120108inakoyu-005.JPG

さて、硫黄岳へ、強風帯の稜線を登りはじめる。

20120108inakoyu-004.JPG

いつもかなり風のキツイときに登っているので、
本日はやや風はあるものの、楽勝楽勝。

ただ、日があたっていて、冬用のジャケットをしっかり着込んでいるのに
風が体温を奪うのか、異常に寒い。。。

もう硫黄岳の山頂は目の前だ。

20120108inakoyu-006.JPG

硫黄岳到着 8:00。

ヤッホー!!

20120108inakoyu-007.JPG

北アルプスまで、スコーンと見渡せる、大快晴。

20120108inakoyu-008.JPG

20分ほど景色を堪能し、硫黄岳から夏沢峠へと下る。

9:00 夏沢峠。
パンとお湯で補給し、樹林帯の道を、根石岳へとすすむ。
雪が深いといちばん体力を消耗するところだが、
けっこうしっかりとトレースがあり、難なく根石岳へ。

サクッと東天狗岳のとりつきまで下降し、
いざ、本日の雪山縦走の最後のピーク、天狗岳へアタックだ。

20120108inakoyu-009.JPG

この稜線をたどれば、もうすぐ頂上。

20120108inakoyu-010.JPG

10:40。東天狗岳山頂到着。

20120108inakoyu-011.JPG

西天狗岳が目の前にどっしり。

20120108inakoyu-012.JPG

歩いてきた八ヶ岳の峰々を振返りつつ、
カラダが冷えるので、先を急ぐ。

アイゼンをきかせながら、慎重に稜線を中山峠へ下り、
11:40中山峠。

20120108inakoyu-013.JPG

あとは下るだけなので、ここで20分ほど休憩し、
しっかり腹ごしらえ。

あとは静かな森の中を、ひたすら、しらびそ小屋へむけて
ほとんど人と出会うことのないトレースを、鼻唄まじりで歩いていく。

20120108inakoyu-014.JPG

12:50 しらびそ小屋。

20120108inakoyu-016.JPG

すっかり凍ったみどり池の向こうに、天狗岳。

20120108inakoyu-015.JPG

いつもながらいい眺めだ。

ゆるゆるとしらびそ小屋から稲子湯へと下山をはじめたが、
最初の坂を下りきったあたりで、いつもの沢を渡る場所で道がつけかわり
沢の右岸をトレースがはしっている。

どうも昨年の台風で、山が崩れ、道をつけかえたようだ。

20120108inakoyu-017.JPG

明るい尾根をただひたすら下る。

20120108inakoyu-018.JPG

まだ正月が明けたばっかりの3連休だったが、
仕事のこと、新設された部署の運営のこと、人のこと・・・
いろんなことが頭を駆け巡っていた。

そんなこんなで、14:30 稲子湯にゴール。

さあ、あとは冷え切ったカラダに、温泉三昧。
そして、稲子湯の心づくしの料理と、ビールだ。

じっくり温泉に浸かりながら、一年の計でも巡らせますか。

(完)


【お知らせ】
 山めし礼讃のフェイスブックファンページ作ってみました〜
 山めし礼讃 | フェイスブックページ


アウトドアの人気blogランキングへ
banner_02.gif



タグ:冬縦走
posted by げんさん at 12:16 | 東京 ☀ | Comment(8) | TrackBack(0) | 八ヶ岳 冬山 春山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふぁ・・・す・ば・ら・し・い!!!
行きたかったなぁ〜
素敵な風景を楽しませていただきました。
Posted by sanae at 2012年01月26日 23:23
げんさん、こんにちは♪

本当に文句のつけようのない雪山日和ですね!
なんて気持ち良さそうなんでしょう(*^_^*)

私もスノーキャンプしたい…
雪山で思いっきり遊びたい…
げんさんのレポ見てたら我慢できなくなっちゃいました。

青空がまぶしい!
稲子湯レポもあるんですか?
楽しみにしていますね
Posted by 矢車草 at 2012年01月27日 12:25
うわあ〜。すごい景色
雪の八ケ岳と蒼い空といった所でしょうか(笑)
硫黄岳から根石岳までは風が強くなくて良かったですね。前にもレポのあった稲子湯に下山されたのですね。山から下界に降りる時は私も現実に煩悩します。(笑)
Posted by ケン太 at 2012年01月28日 18:30
最高のお天気に恵まれましたね〜(*^_^*)
てっきり硫黄岳から先は赤岳のほうに行くのかな?って思って
レポ待ってました。

硫黄岳から縦走はまだまだ無理だけど
天狗岳には行ってみたいな〜って思ってます。
こんな青空だったら気持ちいいでしょうね♪
Posted by くっきー at 2012年01月29日 13:49
>sanaeさん
コメントありがとうございます!
ひさしぶりにこの冬の八ヶ岳の縦走では天気に恵まれ
撤退を意識せずに歩けました(笑)
Posted by げんさん at 2012年01月30日 04:51
>矢車草さん
コメントありがとうございます!

やはり雪山はいい!
こんな天気だとそう思っちゃいますよね。

雪山のテントはいいですよー。
テントで煮炊きすると、
ちょっとカメラのレンズが曇りがちですが(笑)
Posted by げんさん at 2012年01月30日 04:53
>ケン太さん
コメントありがとうございます!

いろいろと考えながらの雪山道中でしたが、
さすがに雪面に日がさしこむ瞬間は
何もかも忘れている自分がおりました。

無我の境地、とでも言うのでしょうか(笑)
Posted by げんさん at 2012年01月30日 04:55
>くっきーさん
コメントありがとうございます!

硫黄岳からは縦走といっても
あまり危険なところはないので、
トレースがあれば、意外とすんなりいけますよ。

天狗岳もいいですよー。
ぜひ稲子湯とセットで(笑)
Posted by げんさん at 2012年01月30日 04:58
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
アウトドア人気blogランキングへ banner_020.gif
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。