そこで待っていたのは、
「驚異のサラウンド体験」。
ウイスキーの蒸溜所で、パイオニアの
最高峰音響サラウンド体験をする、というイベントに参加である。
山崎蒸溜所。
まだ空も空気も真夏の装いだが、
入口も、ゲストハウスの前も、場内は花がイッパイ。
まずは工場見学。
蒸留釜を見た後、ウイスキーモルト原酒をつめた樽の貯蔵庫へ。
圧巻である。
この樽の貯蔵庫で、あの琥珀色に輝くウイスキーができていくのだ。
この蒸溜所の最古の樽は、「1924」と年号が刻まれている。
蒸溜所が建てられた1923年の翌年の仕込みのものらしい。
なんと83年。
いまは記念用においてあるそうだが、どんな味がするのだろう・・・。
貯蔵庫の中には、樽でウイスキーが眠っているあいだに、
樽の成分が染み出して琥珀色の色が濃くなり、
樽が外気と呼吸をくりかえし、水分やそのほかの成分が蒸発し、
だんだん中味がへっていく様子を見ることができる。
右側の樽が4年、左側が12年。
1年で2〜3%ほど中味がへっていくそうだから、
18年ものになると樽の2/3以下の容量になってしまうわけだ。
この樽の中身がへっていくさまを、「天使の分け前」というそうだが
まろやかでおいしいウイスキーが育まれるため、
自然の恵みに感謝するお供えのようなものか。
自然のままの温度、湿度で、幾年となく
ここの空気の呼吸をくりかえし熟成していく原酒。
それこそ、天井には天使でもいるような気さえする、
神秘的な空間である。
この後、見学を終えて、いよいよ驚異のサラウンド体験へ。。。
驚異のサラウンド体験 その2 ←続きはこちら
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