さっそく山メシの支度にとりかかる。

今宵は豪華に山の水炊きだ。
まずは、早川尾根小屋の水場へ。
湧水のでているあたりはツララがいっぱいだが、
まだ勢いよく清冽な清水が流れていた。

水場のツララをちょっと割り、
ビールも冷やしてみたり(笑)

さて、本日の山メシ、水炊きの材料。

水炊きのだし、さっと酒で湯通ししてきた地鶏の肉、
大黒しめじ、キャベツに葱、舞茸、えのき。
コッヘルに名古屋コーチンの鶏三和の水炊きのだしをいれて沸かし、

材料をほうりこんで煮てやるだけ。

では、久々に歩いた、静寂の早川尾根に乾杯だ。

すんごい鶏だしのきいた、水炊きもほっこりと超美味。

この大黒しめじって、またええ味なんですわ。
もちろん、ゆずこしょうも。
由緒正しいフンドーキンのゆずこしょう。

ビールがなくなると、早川尾根小屋の清冽な湧水で
ホットウイスキーを。
ほんとは清水の凍ったツララで、贅沢にオンザロックでも
しようかと思ったのだが、ちょっと寒すぎて(笑)

うーん、零下になりつつあるテント場で、
ホットウイスキーと水炊き。
シメには、ラーメンをほりこんで、
すっかり満足だ。

早川尾根小屋テント場のひとり宴。
しみじみと、ほっこりと、
シュラフにもぐりこみ、二十歳の頃など思い出しながら
眠りにつくのであった。
(つづく)
豪勢な水炊きですねぇ♪
流石にもうツララでオンザロックは、げんさんでも厳しいですか。
氷が全く溶けて行かなさそうですものねぇ。(^^;)
ホットウィスキーが美味しい季節なんですね。
二十歳の頃もここで幕営しましたか?
同じ場所に佇むと、今までの人生を振り返ってしまいますよね。
いい人生だった…ですよね〜?
そしてこれからも!!(^^)
コメントありがとうございます!
この水炊きはウマかったですよー。
ラーメンがまた、この鍋にあうんです。
二十歳の時には、まだ駆け出しだったので
小屋泊まりでした。
10月の紅葉シーズンだったので、
仙水峠から早川尾根を縦走するひとは稀でしたが
広河原からの登山者で小屋は超満員。
ひとつの布団に3人位のすし詰めで、
朝になるのが待ち遠しかったです(笑)
人生・・・
知らない間に、こんなに歩いてしまい(爆)
いやはや、いやはや。。。
おとなりでテント張りたい!と思ってしまう、山メシ記事でした(笑)
大黒しめじなんて、よく手にはいりましたねー。柚子胡椒はやはり必須ですよね!
だけど、そうですよね、確かにこの時期は水割りは寒いですよね(^^;
でも、ホットにしても、やっぱりうまいっ←すでに経験済み(笑)
コメントありがとうございます!
早川尾根小屋のテント場、あの水も清冽でおいしいし、
南アルプスらしい、ほんとにいいところですよね。
今回は、ホットウイスキーにあうようにと
スキットルボトルにローヤルをつめていきましたが
こんどツララができそうなときには
フンパツして山崎でも持っていこうかな(笑)
下準備でも決して手を抜かないですね。
主婦の鑑です、反省、反省(^_-)-☆
濃密な時間を過ごされたようで感動してしまいました。
いいな〜、こんな山でのひと時。
時間の旅もしてきましたね。
コメントありがとうございます!
こと山メシ、山ビール、山酒になると
下準備もがぜん意欲が湧いてきます(笑)
> 時間の旅もしてきましたね
素敵な表現、ありがとうございます!
こんなに月日が・・(以下略)
少年老い易く・・・です(爆)